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コラム

ノベルティ効果・検証

営業部 初田です。

さて、クライアントと十分な検討・打ち合わせを経て採用されたノベルティ。
いよいよ本番、お客様の手にわたる日がやってきました。

私たちの仕事はノベルティの納品が終わったらそれであとは知らんぷり、「おーしまい」ではありません。
・渡されたお客様の反応はどうであったか?
・現場のスタッフの反応はどうであったか?
・実際意図した計画を満たしたのか?
・目標とする数字売り上げ達成に貢献できたか?
・反省点改善点はなかったか?
・今後の企画に取り入れられる事項はどんなことか?

これらの検証を行うことが、次回のより良い企画へ進化させることに繋がるはずです。
そしてこれらが一般的に行われているものだと思われることでしょう。

ところが、これら検証についてクライアント側では意外となおざりになっていることが多い印象があります。
事実、お客様とのこのような打ち合わせを行うことは極めて稀で、クライアント社内でもきっちりと検証が行われているという話はあまり耳にしません。

ノベルティ配布の後、どんな結果であったかヒアリングすると、クライアント社内の発言力がある一部の人の意見・声が「あたかも全体の意見のように錯覚されている」ということがよくあります。
特に一部の大変良かった部分、一方で悪かったというエピソードが極端にクローズアップされることがあります。要はきっちりと全体を見ることが出来ていないことが多いです。

では、「なぜそうなってしまうのか?」について考えてみます。
1.ノベルティを配ること自体が目的化している。
→ お客様に喜んでもらう(対外的)こと自体が目的であれば、適正な予算内であれば、「一定レベルの顧客満足が充足できれば良い」という思いから。また社内(対内的)もそれによって活性化するので、ある意味必要経費としての位置づけとして認識されている。

2.よくわからない。
→ 頻繁に行うわけではないので社内での経験値が少ない。= こんなものだということで終わっている。

3.社内で結果の検証の文化・風土がない。
→ 社内で本社販促企画部門・営業部門・時によっては外部の販売会社など、組織を横断するプロジェクトになるため、どの部署が最終責任を負うのかが不明確になることがある。そのため検証についてもなおざりになってしまう。

4.明確に比較できる環境がない。
→ これもよく聞く実施できないという理由の一つです。
明確に比較できる土俵がなかなかないので、実施できないというもの。


改めて見てみると1.は大きな要因であると思います。
その背景を手繰っていくと、「ノベルティはあくまでも縁の下の力持ち」であるという前提が見えてきます。確かにそのとおりなのだと思います。

そうは言うものの、この業界でプロとして業務を遂行していくなかで様々な実施事例についてノウハウの蓄積があります。
「せっかくノベルティを渡すのであれば、より良いものをご提供したい」
この思いはプロとして今後も追及していき、良きアドバイスも合わせて提供していきたいと考えています。