ブレてはいけないノベルティのコンセプト
こんにちは。今回からコラムを書かせていただくことになりました企画のMです。
まず第一回は、企画の視点からノベルティをこれから作られる方にとって大事なことをお話しさせていただこうかと思います。
企画会議ではアイデアが膨らんでいろいろと面白い企画もたくさん出てきます。
しかし、それを勢いで進めてしまうと大惨事になりかねません。
正直に申しますと、過去の弊社の定番商品にもそのような商品はあります。
では、大事なこととはなにか。
「ノベルティで伝えたいこと・配る目的は何か」
「差し上げる方のターゲット層にデザイン・アイテムはあっているか」
「差し上げる時の状況にあったものか」
「もらって嬉しいものか、本当に使ってもらえるものか」
などなど、その時々・案件によって大事なことは違いますが、OEMで作成するならその大事なこと=コンセプトをまずしっかりさせることが大事ではないでしょうか。
OEMではなく、すでにあるものから選ぶ場合ももちろん同じです。
- わかりやすく例をあげるなら、
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この商品は、「母の日」商戦を意識して企画した商品です。
なので、
1.主婦が「もらって役立つな」と思えるものであること。
2.ギフト感あるパッケージであること。
3.差し上げる時に絵になること。をコンセプトに企画しました。
- もう1つだけ例に挙げさせていただきますと、こちら
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こちらも弊社の人気商品ですが、こちらの商品のコンセプトはただ1つ。
「幾つ貰っても嬉しいもの」
ただ、それだけです。
フードクリップって、みなさんよく使われませんか?
だいたい市販のものだって、1個売りってないですよね。
袋にバサーッと入っていたりと、何かと使うものです。
キッチンだけでなく園芸の肥料とかを止めるのも便利ですし。
なので、貰った方に絶対喜んでいただけるアイテムだと思うんです。
つまりは、差し上げる方も「これなら使ってもらえるよね。これにお金をかける意味があるよね」となるのではないかと、思うのです。
この商品は、更にマグネット付きで使わないときも収納に困らないという+αの機能付きなあたりが皆様に気に入っていただけた点でもあるのかな、とは思いますがまずは核となるコンセプトを明確にし、そこに肉付けしていくことが大事ではないかと思います。
ほんの2例だけですが、 これからOEMでものづくりをされる方の参考になればと思います。