ノベルティグッズの理想のカタチ
ノベルティグッズの理想のカタチとは、どんなものでしょうか？
突然ですが、私のかわいいもの好きは、幼い頃から始まります。
兄弟みんなぬいぐるみが大好きで、我が家には他の家の何倍ものぬいぐるみがありました。
その中でも私にとって特別な存在だったのが、ショッキングピンクに黒い縞模様のトラ猫のぬいぐるみでした。ド派手な色合い・情けない表情、哀愁漂うなんとも言えない雰囲気が、5歳の私を惹きつけました。「ねこ太」と名づけ、いつも一緒にいました。
- ねこ太
一緒に寝るのはもちろん、小学校低学年で入院したときも連れて行き、学校の授業での絵本作りにもキャラクターとして登場させていました。毎日の出来事を話し、度々悩み事を相談したりしましたが、ねこ太はいつも黙って聞いてくれました。
その幼い頃の出会いから、成人して家を出るまでの間、ねこ太は良い相棒でした。
昔からいるのが当たり前のねこ太なので、そのルーツを考えたことがありませんでした。
最近実家に帰った際に、ふと親に聞いてみました。
どうやら25年ほど前に、とある結婚式場？撮影スタジオでもらったとのこと。そこの企業のキャラクターだったそうです。
なんとねこ太は「ノベルティグッズ」だったのです・・・！
ねこ太の出生を調べようと、すぐさまタグの消えかけたロゴの文字を検索したり、写真に撮って画像検索したのですが、特に情報は得られませんでした。
その企業は現在は別事業をされているようです。
ねこ太については何もわかりませんでしたが、25年間一緒にいて強い絆があるのは事実です。かなり年季の入った見た目のねこ太ですが、これからも私にとってとても大事な存在です。
1つのノベルティのぬいぐるみが、1人の人生においてかけがえのない存在になった・・・という話でした。
魅力的なグッズを手にしたことがきっかけで、その企業について興味を持ったり、調べることもあると身を持って実感しました。
モノ全般に言えることでもありますが、こんなノベルティグッズの在り方は理想的ですね。
