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コラム

「オリジナルノベルティでどんなことができるのか?」

営業部 初田です。
この質問は、「初めてノベルティを作成したい」という会社さん・ご担当者さんから度々受けます。
まずは「オリジナル」という単語の定義が人それぞれ、色んな風に受け止められているので、そこから話していきましょう。

「オリジナルとは他にないもの」ということは一致しているのですが、その「程度」の捉え方が様々なのです。

「程度」を4段階にして、その違いを具体的に説明しましょう。

1.既に製品として存在している商品に、企業ロゴや製品名の名入れを施す。
名入れイメージ
2.既に製品として存在しているものの一部を加工し、見栄えを変更する。
オリジナル名入れ
3.既成の商品をベースに、サイズ・形状・材料・色・印刷などを変更する。
セミオリジナル
4.今までに無かった全く新しい商品を作り出す。
完全オリジナル

1. は最も簡易で、4.に近づくに従ってオリジナルの度合いが強まっていきます。4.の場合は頭の中にあるアイデア、ある特定の目的のため用途、理想の状態を実現させようという強い思い、また設計からスタートしていくので、当然時間も費用も労力も費やす必要があります。

ですから「オリジナル」という単語が出てきた際に、私たちはお客様の望まれる「程度」がどのレベルのことを指しているのかをまず確認します。

1. はいわゆる「名入れ」「ロゴ入れ」と言われているものです。
2. や3.の場合は、「セミオリジナル」というような表現をしたりします。
4.は「完全オリジナル」「一からの制作」などと言い換えたりします。

特に4.については、「ノベルティでそこまでできるの?」とびっくりされるお客様もたくさんいらっしゃいます。2.や3.が製品の完成度がある程度見通しが見えているのに対して、4.は作ってみて初めて分かる楽しみ・満足感のような感覚があります。

作り手の立場からしても、最も手ごたえのある仕事は4.の完全オリジナルの仕事です。
ある程度の時間(制作物によっては半年程度)をかけて、お客様とのコマメな打ち合わせを積み重ねていく工程は正に一つのプロジェクトともいうべきものです。

従来にない製品を作っていくということは、思わぬトラブルの遭遇など困難を乗り越えていかなければならない場合があり、このハンドリング・互いのコミュニケーションが非常に重要になります。
いつの間にかお客様とも同志のような絆が生まれていくことが多々あります。

そんな過程で無事生まれてきた制作物たちは、とても思い入れのあるわが子のような感覚さえ抱きます。それぞれの制作物が与えられた宿命(販促のお役立ちになる)を果たしている現場(売り場であったり、イベント会場であったり、実際消費されている現場・実際に使用されている現場)に立ち会った時は、この仕事をやっていて充実感を感じる瞬間です。