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生産工程

縫製品(昇華転写印刷)

1.生地発注及び昇華転写印刷

生地工場へ生地の発注を行います。
生地の材質、色、糸番手、密度、コーティングを指定をします。
生地の見た目が同じであっても、密度やコーティングによって価格は大きく異なります。
指定の番手及び密度の生地を白生地の状態で昇華転写工場へ運びます。
生地の材質によっては昇華転写に向かないものがあるので注意が必要です。
昇華転写用のシートに印刷を施します。この際シートへは反転した状態で印刷されます。
シートから生地へ昇華現象によりインクが転写されます。
この印刷方法を昇華転写と呼びます。
(※転写には圧着転写という方法もあり区別が必要)

昇華転写は印刷の再現性が高く、フルカラーにも対応しているため、大変優れた印刷方法である反面、シルク印刷に比べて版代や印刷代が高価です。

2.生地及び印刷の検品

印刷不良の混入がないか一枚一枚検品を行います。
検品を通過した生地だけが裁断の工程へ運ばれます。

3.生地裁断①

検品に合格した記事は、裁断テーブルに運ばれます。
電動カッターを使用し、プレス裁断用のサイズにカットします。

4.生地裁断②

抜き型で複数枚同時に裁断。
縫製時の品質のばらつきを防ぐため裁断時に見当印も入れられます。

5.縫製

商品の仕様に応じて適した糸を選び適したピッチを設定します。
難易度の高い工程は熟練度の高い工員が担当します。
縫製が綺麗に仕上がるように、補助具を自作することもあります。
全縫製工程を一人で担当するのではなく、工程ごとに分業することで品質と効率を高めます。

6.糸切・検品

飛び出している糸を一つ一つ丁寧にカットした後、縫製不良や汚れがないかを検品します。
検品に合格した商品だけが、第三者機関の検品所へ運ばれます。