力匠部屋

サンタクロースになった日
- [2011/12/20]
- その日は会社をお休み頂き、保育園でクリスマス会がある長男は預ける事にしていました。
普段は保育園へ送っていく機会が少ないので、筆者が連れて行きました。
家へ戻ってから10分もしないうちに保育園から連絡。
サンタクロースを任されていた園児のお父さんが仕事で急遽来れなくなったようです。
「そのお父様から連絡受けて色んなところに確認取ってみたのですが、急な話もあり代わりがおりませんで...」
電話口からは、かなりパニックになっているのが伝わってきました。
「今朝、お父様(筆者)が送りに来ていたので、もしかしたらと思い連絡した次第です」
さすがに女性がする訳にはいかんだろう、と思い快諾しました。
直ぐに保育園へ向かい、先生たちの熱い歓迎を受け控え室へ。
サンタ衣装に着替えようとしたが、細身のサンタクロースではいまいちなので、お腹周りはタオルケットで補充。
準備は直ぐに出来たが、歌や出し物が結構多く30分以上待ったと思います。
その間、だんだんと余計な心配を想像し始めました。
「本物のサンタじゃない、って騒ぎ出したらど~しよ~っ!」
右往左往しているサンタをよそにプログラムは進行し、グランドフィナーレであるサンタの出番となりました。
リンリンと鳴らす鈴を左手に、プレゼントが入っている白い袋は右手に背負い、
夢を壊してはならない責任を両肩に背負い、サンタ行きまーす!
サンタおじさんの登場です!
児童からは、「うわぁ~、サンタクロースだぁ!」と心地よい反応があり、筆者はすっかり気分上々~
サンタおじさん 「○○保育園のみんな~、こんにちは~!」
園児 「こんにちはー」
※当初、中尾彬の様な低い声を出そうと思っていたが、大きい声で話したら単なる地声になっていた。。
サンタおじさん 「おや~?元気が無いぞ~もう一度いくよ~、こんにちは~」
園児 「こーんにちはーっ!」
※気分上々の筆者は、アドリブを盛り込んでしまった。。
サンタおじさん 「今日は、とっても寒くて遠いところから、みんなに会う為にやって来ました」
「みんなは先生の言う事ちゃんと聞いてるかな~?」
園児 「はーい!」
サンタおじさん 「うんうん、じゃあ、良い子の皆にプレゼントを持ってきたぞ」
各クラスの代表がプレゼントを取りに来て手渡しました。
その後、サンタおじさんが一番心配している記念撮影が始まります。
何故かと言えば、児童達に近づかれるとバレてしまうのではないかと恐れているからです。
年齢の小さい順から撮影が始まりました!
0~2歳児...化け物にしか見えないようで、泣きわめく子供多し (驚かさないように優しいサンタおじさん)
3~4歳児...目を輝かせてじーっと見る子供多し (君たちが一番かわいいぜ!)
5~6歳児...サンタおじさんが一番マークしている子供達 (うわぁ~、ヒゲ引っ張るなって!)
予測はしていたが質問攻めに防戦一方であった
園児 「ねー、どこから来たの?」
サンタ 「とっても遠い所から来たんだよ (ってさっき言ったでしょ!サンタの言う事も聞いてくれっ)」
園児 「どうやって来たの?」
サンタ 「ソリ乗ってきたんだよ」
園児 「それってどこにあるの?」
サンタ 「あ~、向こうに停めてあるんだよ (ま、まさか確認しには行かないだろう...)」
それ以上困ると、くすぐり攻撃で場をにごすサンタであった...
何とか無事に大トリの任務を終え、猛ダッシュで控え室に逃げ込みました。
先生達からも大変喜んでもらい、とても良い体験となりました。
そういえば、サンタおじさんしている時長男(当時2歳)と目が合い、一瞬ドキっとしましたが
ぽかーんと見ているだけでしたね!


名前:M.Y
【好きな飲料】韃靼そば茶 (血液さらさら)
【好きなTV番組】ブラタモリ (タモリ倶楽部の豪華版?)
【今飲んでいるお酒】日本酒 (寒い冬にはピッタリ)
【意外に続いている事】筋トレ (目指せ!ブルース・リー)
【いつまで経っても始めない事】ジョギング (アディダス製シューズは購入済)
